2006年03月15日

月刊 dZi beadsのお話 第1号

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                    月刊 dZi beadsのお話
                           第1号

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天珠は、石などを加工した装飾品です。
材料は主に瑪瑙(めのう・アゲート)が使われます。

大地の茶色に近い深い赤の石の上に、薬品などで焼き付けた
白い模様が浮かび上がっています。

そしてその白い模様に様々な意味が込められています。

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三眼天珠
         http://jhnet.maxs.ne.jp/g/tenjyu/3Eye.html
3は不思議な数字です。
様々な宗教や思想が、この数字を神聖・重要な数字としています。

テーブルや椅子は1本脚では立ちません。
2本でもバランスが悪い。
でも3本の脚があると安定します。

昔から人々は3に安定や平安を見てきたのでしょう。

三眼天珠は、「眼」と呼ばれる丸い模様が3つ描かれた天珠です。
3つの円が福(幸せ)・禄(収入)・寿(健康)を表します。

同時に3つの円は、両の目と心の目(心眼)が開かれた状態である
ということをシンボライズする模様でもあります。

心眼は、精神がとぎすまされ、心が至高の状態に到達したときに
開眼すると言われています。

三眼天珠の三つの円は、心の平安や、生活の安定、不安のない将来
を願う文様なのです。

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天珠は大きく分けて骨董品である「老天珠」と、
現在作られている「至純天珠」の二系統があります。

老天珠とは
主に紀元前(今から2000年〜2500年前)に作られたもの。
チベットでは家々が代々伝える家宝とされています。
悠久の歴史を過ごした天珠は、完全な形で残ることが少ないため、
結果として流通量も少なく、価格はおしなべて高価です。
所謂骨董品であり、専門家以外には真贋の判別は不可能といえます。

至純天珠とは
現代の技術をもって作られた天珠です。
表面をすべらかに磨き上げ、つやを出したものと、
磨かずに老天珠のような風合いを再現しているものがあります。
老天珠に比べれば安価なので、気軽に入手できます。

銭澤時計店でお取り扱い致しておりますのは、至純天珠となります
              http://jhnet.maxs.ne.jp/g/tenjyu/

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次号予告
 発行は4月15日ごろを予定しております。
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月刊dZi beadsのお話
発行人:銭澤時計店
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Posted by 銭澤時計店 at 00:00Comments(0)マガジンバックナンバー