2007年03月09日
月刊 dZi beadsのお話 第20号
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月刊 dZi beadsのお話
第20号
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天珠(dZi beads・ジービーズ)は、石などを加工した装飾品です。
材料は主に瑪瑙(めのう・アゲート)が使われます。
大地の茶色に近い深い赤の石の上に、薬品などで焼き付けた
白い模様が浮かび上がっています。
そしてその白い模様に様々な意味が込められています。
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祝! 【月刊 dZi beadsのお話】創刊1周年!
規模の小さなマガジンですが、お読みいただいている皆様の御蔭で
ここまで続けることができました。
ありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いいたします。
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さて、このマガジンの創刊準備号で私は「天珠の由来」として
以下のように書きました。
> 昔々。
> チベットに悪霊が満ち疫病が流行っておりました。
>
> 人々を哀れんだ守護尊・金剛亥母は天界に登り、
> 平安と悪霊退散を祈念して、厳しい修法を行いました。
>
> やがて修法は実り、金剛亥母は人々を救う力を手にました。
>
> 金剛亥母はその呪力「ジー」を美しい花びらに込め、
> 大地へと降らせました。
>
> 舞い散った花びらは美しく不思議な模様を刻んだ石の珠となり、
> 苦しめられていた人々の間に散らばりました。
>
> 珠を手にした善男善女は病から救われ、長寿と幸福を得ました。
>
> 以来、人々は天珠を家宝とし、大切にしてきたのです。
この神話はヒンドゥ教や仏教の影響を受けた壮大な物語ですが、
実はもう一つ、もっと素朴で可愛らしい「天珠の由来物語」があるのです。
−−−−−−−
神々の住む天上の世界は何もかもが美しい所です。
神仙・天上人はもちろん、花も、獣も、地をはう虫までもが
この世にあるそれらよりも、ずっと華麗な姿をしてるといいます。
その天上界より、偶さか蝶の幼虫が地上に落ちてくることがありました。
しかし、天上と地上との違いからでありましょうか、
美しい幼虫たちは蝶へと羽化することなく、
幼い芋虫の姿のまま石と化してしまうのです。
何もかもが美しい天上世界ですから、たとえ小さな芋虫であっても
地上のそれと比べて格段に美しい色形、模様を持っています。
石と化した幼虫もまた、格段に美しく不思議な文様をもっていました。
それに、石と化したとはいえど、元は神々の世界の存在です。
美しく小さなそれを人々は、福を呼び邪を払うとものであると信じ、
装飾品として、財産として尊ぶようになったと言います。
−−−−−−−
今回、こちらの「説」をご紹介したのには訳があります。
実を言いますと、とても質の良い(俗な言い方をすると「高価な」)
すこし大振りな天珠を確保することができたのですが、
この天珠が、見ようによってはとても美しい芋虫さんに見えるのです。
★三色線珠(三色チョンジー)
http://jhnet.maxs.ne.jp/g/tenjyu/hc.html
玉の回りを線ぐるりと一周する線の模様が描かれた天珠を
「線珠(チョンジー)」と呼びます。
描かれた線を、三眼や五眼の天珠でいう「眼(目)」になぞらえて、
一本線の物を「一眼の線珠」、三本線なら「三眼の線珠」などとも
呼ぶことがあるそうです。
線珠の中には白い線を描くだけでなく、黒や明るい茶色を発色させた
カラフルな文様の物があります。
白黒の線は聖なる眼差しであると同時に、陰陽の反復を意味します。
反復というと、同じことの繰り返しのようにも見えます。
しかし、経験や試練、あるいは勉学などは、積み重ねてゆくことこそが
達成・上達への王道とも言えます。
現在銭澤時計店では三色線珠はパーツとしてのお取り扱いのみで、
アクセサリ類は作成しておりません。
http://jhnet.maxs.ne.jp/g/tenjyu/hc.html
ブレスレットへの加工をご希望の場合は、
ベースとなる天然石をご指定くだされば対応は可能です。
(ベース天然石代金ならびに加工手数料を別途頂戴することとなります)
買い物かごメールフォームのコメント欄に
「ブレスレット加工希望」
とお書き添えください。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
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次号予告
次号発行は4月15日ごろを予定しております。
……が、天珠や天然石、アクセサリにまつわる何かしらを、
臨時でお伝えする特別号を突発で発行することもございます。
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〜無料レポート〜【こころの癒詩】
あれもやらなくちゃ
これもやらなくちゃ
あれもできない
これもできない
と、がんばっているあなたに、
ちょっと一息。
むずかしい言葉や理屈は抜きで、
癒しの詩と軽い笑いで、
あなたの心をホッとさせてあげませんか?
http://tinyurl.com/ytmvod
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月刊dZi beadsのお話
発行人:銭澤時計店
サイト:http://jhnet.maxs.ne.jp/
メール:jhnet@excite.co.jp
登録・解除は↓
まぐまぐ :http://www.mag2.com/m/0000186452.html
めろんぱん:http://www.melonpan.net/mag.php?009803
メールマガジンの内容の無断複製・無断転載を禁止させて頂きます
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> 大地へと降らせました。
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> 苦しめられていた人々の間に散らばりました。
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